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【寝袋レビュー】シームレス ダウンハガー800 #2が最適解かもしれない

シームレス ダウンハガー800 #2 レビュー

どうも、家でも寝袋使いがち、yanshiii.(@yanshiiidazo)です。

先日、モンベル新作の『シームレス ダウンハガー800 #2』を購入しました。
※正確には『シームレス ダウンハガー800 #2 ロング』という198cmまで対応のモデルを購入

登山テント泊とキャンプで何度か利用してみましたが、やはり予想通り名品でした。

この記事はモンベル新作の『シームレス ダウンハガー800 #2』のレビュー記事になります!

yanshiii.
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良い睡眠には良い寝袋を!

製品概要

購入したシームレス ダウンハガー 800 #2

2021年春夏の新商品として発表された『シームレス ダウンハガー800』

“シームレス”という名の通り、隔壁(ダウンを分ける仕切り)をなくした縫い目の少ない革新的な構造のシュラフです。

900フィルパワーシリーズは既に前年には登場していましたが、最も定番のダウンハガー800フィルパワーシリーズもモデルチェンジして、シームレスダウンハガーとなりました。

それによって軽さや収納力もアップ!

また、ダウン本来の保温力を引き出すために“スパイダーバッフルシステム”というモンベル独自の技術が採用されているのも大きな特長です。

mont-bellモンベル シームレスダウンハガー800 #2(-6〜0度)SUFサンフラワーR-ZIP1121400キャンプ・登山 寝袋 シュラフ SLEEPINGBAGスリーピングバッグ快適アイテム、軽量コンパクト、羽毛
mont-bellモンベル シームレスダウンハガー800#3(-1度〜4度)BASM青 R-ZIP1121401キャンプ・登山 寝袋 シュラフ SLEEPINGBAGスリーピングバッグ・快適アイテム新作

モンベルのスリーピングバッグについて詳しく知りたい方は、公式HPをご覧ください。

シームレス ダウンハガー800 #2

製品概要・仕様は公式HPから引用。

素材 生地:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・タフタ[ポルカテックス®加工]
中綿:800FP EXダウン
重量

通常サイズ:677g(703g) ロングサイズ:762g(790g) 
※【重量】欄の( )内はスタッフバッグを含む総重量です。

カラー サンフラワー(SUF)
サイズ R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
収納サイズ 通常サイズ:∅15×30cm(4.7L) 
ロングサイズ:∅16×32cm(5.7L)
適応身長 通常サイズ:183cmまで対応 
ロングサイズ:198cmまで対応
快適温度 0℃
使用可能温度 -5℃
機能 RジッパーモデルとLジッパーモデルから選べます。(ジッパー長170cm)/ジョイント可能モデルとジョイントできます/ジッパースライダーには生地の噛み込みを軽減するパーツを取り付けています/スーパースパイラルストレッチシステム(内側に搭載:伸縮率最大135%)
付属品 長期保管用の専用ストリージバッグ

高品質な800FP EXダウンと、はっ水加工を施した超軽量シェル素材を組み合わせた軽量スリーピングバッグ。ダウンの片寄りを防ぐための隔壁を廃した、画期的な「スパイダーバッフルシステム」を搭載しています。冬季登はんや縦走など、積雪期の登山で幅広く使用できるモデルです。

モンベル

購入した経緯と#2を選んだ理由

シームレス ダウンハガー 800 #2 ロングの写真

購入した経緯

シュラフはいくつか持っているのですが、軽くて高品質なモノを新たに買おうと思っていました。

以前から持っているシュラフはどれも重くてかさばるモノが多く、長距離歩くようなアクティビティーには不向きだったからです。

そんな時にモンベルの新作情報を聞きつけ、「グッドタイミング!」と購入しました。

実は以下のような他ブランドのアイテムも候補でした。

イスカ(ISUKA) 寝袋 シュラフエア450X Air 450X 1488 キャンプ用品 (メンズ、レディース)

各ブランド、それぞれの特徴があってどれも捨てがたかったのですが、結果的にはシームレス ダウンハガー800 #2を選んで大変満足しています。

#2を選んだ理由

モンベルでは目的や用途に応じて保温力を選べるようなラインナップになっています。

出典:モンベル

EXP.が最も保温性が高く、#7が最も保温性が低いシュラフになります。

僕が選択した#2は、快適温度が0℃で使用可能温度が-5℃と明記されております。

ちなみに一年を通して利用することを想定した場合、汎用性の高い#3を選択する人が多いように思います。

実際、僕も最後まで#2か#3かで悩みました。値段も#2と#3では約1万円ほど違いがありますからね。

しかし、僕は冬のキャンプで寒すぎて寝られない経験を何度かしたことがあったため、冬の低山やキャンプで使うとなると#3では少々不安がありました。

さすがに真冬は#2単体での利用は厳しいですが、ダウンジャケットを着込んだり、シュラフカバー、インナーシュラフ、ホッカイロや湯たんぽなどのアイテムを併用すれば全然使えると思います。

実際、-5℃を超える寒さの中でシュラフカバーと併せて利用してみましたが、快適に眠ることができました。

シェラフカバーを利用する様子
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) サーモライトリアクター

逆に「夏は暑くて使えないのでは?」という意見もあるかと思いますが、真夏であればシュラフを使わない場面も多々あります。

また、夏の高山でテント泊する場合、暑すぎるようならシュラフに入らずに掛布団のようにして使えますよね。

ちなみに僕はモンベルのダウン スリーピングラップ #5 ロングを持っているので、シュラフでは暑すぎる場面ではこれを利用することが多いです。

冬にはインナーシュラフ的な使い方もできるので、非常に汎用性の高いアイテムですね。

おすすめポイント

シームレス ダウンハガー 800 #2 ロングの全体像

伸縮性

シームレスダウンハガーシリーズにはモンベル独自の“スーパースパイラルストレッチシステム”が採用されています。

出典:モンベル

これまで使ってきたシュラフにはあまり伸縮性がないため、少しストレスがありました。

例えば、寝返りをうったり体の向きを変えようとした時に、体の動きを妨げるので起きてしまうこともあったんですよね。

でも、シームレス ダウンハガーであればシュラフの中であぐらをかけるほど伸縮性があるので、快適に眠ることができると言えます。

撥水性

ダウンのシュラフは軽くて暖かいという点がメリットですが、水に非常に弱いというデメリットがあります

そのため、結露などによる水濡れは避けたいところです。

シームレスダウンハガーには撥水加工がほどこされているので、多少の水であればはじいてくれます。

ただ、あくまで撥水加工であって完全防水という意味ではないので、濡れてしまうことはもちろんあります。

水濡れを避けたい方はシュラフカバーなどを検討してみても良いと思います。

ちなみにモンベルでは防水透湿性素材を備えたドライシームレスダウンハガーというシュラフも扱っています。

通常のシームレスダウンハガーよりは値段が高めですが、長く使うアイテムなので、検討してみても良いかもしれませんね。

修理体制が整っている

シュラフは決して安い買い物ではないですし、長く利用するモノです。

しかし、利用頻度も高いため、壊れやすいアイテムでもありますよね

実際シュラフは結構破れることがあって、僕もテントの中に綿だらけになってたみたいな経験があります。

モンベルは日本全国に店舗がありますし、カスタマーサービスに実物を送れば修理対応してくれます。

ちなみに僕はマットが破れた時、500円くらいで修理してもらったことがあるので、非常にこの修理対応に満足しています。

終わりに

シュラフの購入や買い替えを検討している人には、このシームレス ダウンハガーは自信を持っておススメできるアイテムです。

また、寝袋の開発から始まったというのがモンベルの歴史でもあるので、非常に高品質で信頼できるシュラフだと思います。

僕はこれからも『シームレス ダウンハガー800 #2』をアウトドアでガシガシ利用していこうと思います!

まあ、今日はそんな感じです。