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【貯金したい人必見】年間100万円以上貯金するために実践すべきこと

年間100万円以上貯金するために実践すべきこと

どうも、趣味は家計簿を見ること、yanshiii.(@yanshiiidazo)です。

皆さん、貯金してますか?

「貯金はしたいけど、なかなか厳しくて…」

こんなセリフをよく耳にしますが、非常にわかります。

なぜなら僕も27歳までほとんど貯金が無かったからです。(確か当時の口座残高は10万円程度だったはずです。)

そんな僕ですが、今では年間少なくとも100万円以上は貯金が可能となり、資産運用までできるようになっています。

この記事では貯金したいけどうまくいかないと感じている人向けに、僕が実際に貯金できるようになった方法をご紹介しようと思います。

yanshiii.

お金とうまく付き合っていきましょう!

貯金がなかった時代

財布から飛び出た小銭

若いうちは貯金をしなくてもOK?

僕がまだ社会人になって間もない頃、上司に連れられて経営者の方が集まる飲み会に時々参加していました。

そんな飲み会の場でお金の話になると、経営者の方々から時々こんなセリフを聞くことがありました。

  • 「若いうちは貯金なんかしなくていい」
  • 「追い込まれた方が仕事に打ち込めるから、結果も出やすい」
  • 「若いうちに高い料理やサービス等を経験しておいた方がいい」

つまり、若いうちはお金なんか貯めないでガンガン使っちゃえ! ってことですね。

若い頃の僕はそんな言葉を真に受けて、

「経営者が言うなら間違いない。僕もお金を使い切ってやろー!」

と節約なんか一切しない生活を送っていました。

貯金が無いことに絶望を感じる…

しかし、転職を意識し始めた27歳の頃、ほとんど貯金を持っていないことに超後悔し始めました。

その理由はコレです。

お金が無いから選択の自由度が低い・・・

つまり、お金を持っていないとできないことが多く、やりたいことを諦めないといけない場合があるということです。

僕は転職せずに留学するのも一つだと考えていましたが、それはかなり難しいと理解しました。

また、転職がスムーズに進めば話は別ですが、一時的に無職になる可能性を考えると多少なりとも蓄えがないと生活ができません。

その結果、あまり選びたくないような選択をせざるを得ない状況に追い込まれました。

「あの当時の僕にもっとお金があったら、別の選択をしていただろうな」と少し後悔することもあります。

お金で失敗する人生はもったいない「お金の教養講座」

一方で、“お金が無いというのは言い訳” という意見もあるかもしれません。

確かにお金が無くてもチャレンジできることが多いのは事実ですが、お金があるだけで簡単にできてしまうことが多いのもまた事実です。

また、誰もが「お金なんて無くても大丈夫!」みたいな強い意志・考え方を持っているわけではありません。

少なくとも僕はお金が全然ないまま突き進めるようなタイプではないので、実際に絶望していたのですから。

貯金に対する僕の考え方

ドル札のカウント

ただ、矛盾するようですが今考えてみると、“若い時に貯金は不要”という考えにも一理あるとは思います。

例えば、本や語学学習などの自己投資にお金を使う場合であれば、それは生きたお金の使い方だと思うので、積極的に使うべきお金だと言えます。

そういったお金の使い方であれば、将来大きくなって自分に返ってくる可能性もありますからね。

しかし、単純に浪費するだけで後には何も残らないようなお金の使い方をするならば、貯金をした方がマシじゃないでしょうか。

また、”若い時に貯金は不要”という考え方は全員が持つべきではないとも思います。

世の中の全ての人が出世したいわけでも、起業家になりたいわけでもないです。

生活コストを最小限に抑えて早期リタイヤを目指す考え方も最近は増えていますし、たくさんお金を稼ぐ必要がないと考えている人もいるのですから。

もう一度言いますが、生きたお金ならば積極的に使うべきだと思います。

しかし、お金を多少蓄えておくと心の余裕ができますし、人生における選択肢が広がります。

目的もないただの浪費よりは積極的な貯金の方がずっと素晴らしいことだと思います。

お金を貯めるために実践したこと

PCの前で勘定する女性

では貯金がほとんど無かった僕がどのようにしてコンスタントに貯金ができるようになったのか、実際に実践してきたことを以下でご紹介したいと思います。

貯金の目的を明確にする

僕が本格的に貯金を開始する時に設定した目的は、コレです。

生活防衛資金1年分を貯めて会社を辞める

生活防衛資金1年分の額は人によると思いますが、僕の場合は実家に帰ることを想定していたのでざっくり100万円程度と考えていました。

27歳当時の僕は本当に仕事をやめたいと日々思っていたのですが、同時に辞めた後のことが不安で悩んでいました。

そして、自分なりに将来について色々と考えたり調べたりしていたら、とりあえずお金が必要だという結論になりました。

多少なりとも貯金があれば、働くことから距離を置いて留学や旅行ができますし、少し自由な時間を過ごした後に何かが変わるかもしれないと淡い期待を抱いていたんですよね、その当時は。

結果的には生活防衛資金1年分を貯める前に限界を迎えたので転職しましたが、目的が定まってからは徐々にお金を貯める習慣ができました。

また、その当時は毎月数千円単位でしたが、投資信託を始めることもできました。

今では貯金する目的が昔とは大分変わってはいますが、それは貯金額や価値観の変化に合わせて目的も変化したという結果なので、成長している証拠だと言えます。

やはり自分の中で貯金の目的がハッキリしていないと、中々お金は溜まっていなかないものです。

今浪費癖のある人こそ、ぜひ目的を設定してほしいと思います。

支出を管理する

目的が定まった後にやらないといけないのは、支出の管理ですね。

貯金が全くできていなかった頃、僕は自分でもなぜこんなにお金がないのか理解できていなかったんですよね。

収入は決して低い方ではなかったので、「世の中みんな苦しいんだな…」と勝手な解釈をしていた時期もありましたから。笑

とにかく目的が定まっている以上、何にお金を使っているのか把握する必要があると考え、「家計簿をつけよう!」と思ったんですよね。

当時(2015年頃)からスマホで使える家計簿アプリはいくつかあったのですが、最も便利で使いやすかったのが『マネーフォワード ME』というアプリです。

毎月の支出を自動で記録『マネーフォワード ME』

家計簿って入力するのが正直面倒だと思うんですが、このアプリはほとんど入力の手間が無いんですよね。

自分の銀行口座やクレジットカードなどを登録しておけば、勝手に家計簿が更新されています。

手動で入力が必要なのは現金を使った時くらいですが、レシートを読み取ってくれる機能などもあるので非常に簡単ですね。

こんな便利なアプリのお陰もありまして、自分が何にお金を使っているか可視化することに成功しました。

そして気づいたんですよね。超無駄な浪費をしまくっていた事実を。。。

まあ、とにかく現在はしっかりと支出を管理できているおかげで、無駄使いは減ったと思います。

もしマネーフォワード MEを使っていない人がいれば、絶対使った方がいいです。

僕は有料プラン(毎月500円)を使っていますが、全然その価値はあります。

本気で自分の資産を増やしていきたいと考えている人は、有料プランがおススメかもしれませんね。

転職する

貯金と転職ってあまり関係ないように思えるかもしれませんが、実はかなり関係が深いと思っています。

単純に考えて、転職して収入がアップすれば、貯金できる金額も増えるわけです。

収入が増えて支出も増えてしまっては意味がないですが、貯金額を増やしたい方にとっては収入を増やすというのは最も手っ取り早い方法ですね。

また、転職しても収入があまり変わらないと分かっている人でも、転職が効果的な場合があります。

例えば、仕事絡みで以下のようなことは思い当たりませんか?

  • 実費参加の飲み会が多い
  • 経費で落とせないことが多い
  • 服装などに気を遣う必要がある
  • 職住接近を求められるが家賃が高い(会社が都市部にあるため)

etc…

もし上記で例に挙げたようなことが思い当たる場合、転職するだけで環境がかなり改善されることが多いです。

収入を上がらない転職でも、変なことにお金を使うような仕事とはおさらばできるので、結果的にはプラスになりますよね。

僕も転職前はかなり仕事絡みでお金を使うことが多かったので、転職後に一気に毎月の貯金額が増やすことができました。

最後に

貯金をしていく過程では様々な学びがあります。

実際、僕は貯金をしていく過程で金融リテラシーが向上したと実感しています。

適切な収支管理ができるようになっただけでなく、株式投資についての知識まで深めることができました。

それだけにとどまらず、物を大切に使う気持ちが以前よりずっと強くなりましたし、多少お金のたくわえがあるだけで心にも余裕ができたと思います。

貯金はお金をただ貯めこむ行為ではなく、人生の幸福度を上げてくれる素晴らしい方法です。

お金を正しく貯めて正しく使う生活を目指しましょう!

まあ、今日はそんな感じです。