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【玄米・雑穀米もOK!】ジェットボイル クッキングポットでお米を美味しく炊く方法

クッカーでお米を美味しく炊く方法

どうも、アウトドアだからこそ玄米が食べたい、yanshiii.(@yanshiiidazo)です。

僕はめんどくさがりの性格なので山やキャンプではあまり炊飯をしません。

とはいえ、テント泊登山やロングトレイルともなれば炊き立てのご飯が恋しくなることもありますよねー。

でも、クッカーでの炊飯って意外と難しいので、結構失敗する方が多いんじゃないでしょうか?

そこで僕は、自分が持っている道具で色々と実験してみました。そして、何度か失敗を重ねた結果、美味しくお米を炊く方法を見つけました!

この記事では、ジェットボイルのクッキングポットを利用した、美味しい炊飯の方法をご紹介します!

ジェットボイル以外のクッカーを利用した場合も、基本的には同じ方法で美味しくご飯が炊けますので、ぜひ参考にしてみてください。

yanshiii.

自然に囲まれて食べるお米は美味い!

使用したモノ

クッカーで玄米を炊飯するための道具一式
  • 玄米(白米でもOK)
  • ジェットボイル クッキングポット(他のクッカーやメスティンでもOK)
  • シングルバーナー
  • 保温性のある入れ物

白米ではなく玄米を使用した理由は、僕がいつも玄米を食べているので玄米しか家になかったからです。笑

白米と玄米では使う水の分量が少し異なると思いますが、そちらは後述します。

また、クッカーはジェットボイルのクッキングポットを使っていますが、他のクッカーでももちろん大丈夫です。

むしろ、他のクッカーの方が使いやすいと思う人もいるかもしれませんね。こちらの理由も後程ご説明します。

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具体的なお米の炊き方手順

  1. 無洗米 or 研いだお米をクッカーに入れ、水(同量~米の1.3倍)をクッカーに投入
  2. 最低15 ~ 30分程度、浸水させておく
  3. 中火~強火で沸騰させて、5分経ったら弱火にする
  4. 弱火で20~25分ほど加熱し、最後に数十秒ほど強火で残った水分を飛ばす
    ※水分が無くなったり、焦げた匂いがしたらすぐに火を止める
  5. 保温性のある入れ物でクッカーを包み、20 分ほど蒸らして完成

各手順について、詳しく解説していきます。

無洗米 or 研いだお米をクッカーに入れ、水(同量~米の1.3倍)をクッカーに投入

クッカーにいれた米と水

米1合(約180ml)に対して、水は1~1.2の200cc前後が良いと言われることが多いですが、そこは個人差があると思います。

固めが好きな人は同量の水で、柔らかめが好きな方は1.3倍の水を入れると良いと思います。

ちなみに僕が今回使用したお米はスマート米(無洗米玄米)で、水の量は白米と比較すると少し多めの300ccでした。

スマート米:新潟県新発田産 こしいぶき (無洗米玄米1.8kg):節減対象農薬30%以下 令和二年度産

最低15 ~ 30分程度、浸水させておく

クッカーで浸水中のお米

家庭の炊飯器を利用する場合も同様のことが言えますが、美味しくお米を炊くためには一定時間お米を水に浸けておくことが重要です。

この工程を入れずにお米を炊くことももちろんできますが、少し芯が残ったり、あまりふっくらしていないごはんになったりします。

ただ、浸水時間が長すぎても良くないようなので、お好みで調整してください。

とはいっても、アウトドアの最中にそんな長い時間は浸水できないですけどね。笑

中火~強火で沸騰させて、5分経ったら弱火にする

フタをしたクッカー

クッカーにフタをして、中火または強火で沸騰させて5分くらい加熱してください。

僕の場合、使用したジェットボイルのクッキングポットのフタが少し固いので、軽く載せて調理しました。

クッカーのサイズや種類にもよりますが、フタが浮き上がって中身が吹きこぼれることもあるので、注意しながら加熱しましょう。

メスティンを使えば、この辺りの苦労は減りそうです。

ちなみに、個人的にはこの工程が非常に重要だと考えています。

何度か試して理解したのですが、強火または中火で沸騰させたままの時間が短いと、芯が残ったご飯になります。

僕が最初に実験した時、沸騰したらすぐに弱火にしていたんですが、どうやらそれだと十分にお米が加熱されないようなんですよね。

逆に沸騰させておく時間が長すぎても、水分がすぐに蒸発してしまったりして、うまく炊けません。

使っているバーナーやクッカーによって、この工程は少し工夫する必要があると思います。

弱火で20~25分ほど加熱し、最後に数十秒ほど強火で残った水分を飛ばす

弱火でクッカーを加熱

フタをしたまま弱火で20~25分ほど加熱をしてください。

バーナーによってはあまり弱火にできないものもあるので、できる範囲で弱火にしましょう。

火力が強すぎると、加熱中にフタが浮き上がってしまうことがあるので、引き続き注意が必要です。

20~25分ほど弱火で加熱後、数十秒ほど一気に強火で加熱して残った水分を飛ばしてください。

この間にクッカーから焦げたような臭いがする場合、すぐに火を止めてください。

バーナーとクッカーによっては、早い段階で水分を飛ばしてしまう可能性がありますからね。

あまり好ましくはありませんが、慣れるまではフタを開けて中身を確認しても問題ないと思います。

水分が無くなって、焦げたりしては台無しですからね。

フタを開ける際はなるべく早めに、且つなるべく回数も少なくしましょう。

ちなみに僕が使ったジェットボイルのクッキングポットのフタは、炊飯後に少し形が変形してしまいました。笑

今後も利用する上で影響はありませんが、同じクッキングポットを利用している方は注意しましょう。

詳しいことは知らないのですが、このような料理で利用できないフタなのかもしれません。(←誰か知っていたら教えてください。笑)

保温性のある入れ物でクッカーを包み、20 分ほど蒸らして完成

保温袋に入れたクッカー

火を止めた後はクッカーにフタをしたまま、保温性のある入れ物にクッカーを入れましょう。

そして、20分ほど蒸らせば美味しいご飯の完成です!

ちなみに僕は100円均一で購入した保温バッグに入れて、蒸らす工程を行いました。

アウトドアメーカーから販売されている保温バッグをお持ちの方は、もちろんそれを利用しても良いですね。

保温バッグが無い場合、持っているフリースや寝袋でクッカーを包む人もいるそうですね。(←こぼれたり、穴が開かないよう注意ですね!)

アレンジ

ちなみに玄米と雑穀米を混ぜて全く同じ手順で炊飯してみましたが、こちらも美味しく炊けました。

上記で説明した工程をマスターすれば、炊き込みご飯などのアレンジメニューもできると思います。

お米を使った料理の幅が広がるのは良いことですね!

最後に

家庭にある炊飯器と違って、少しコツが必要になるのがバーナーとクッカーを利用した炊飯です。

でも、コツをつかんで何度か調理すれば、誰にでも美味しくご飯が炊けるようになります。

キャンプや登山のテント場で美味しくお米を炊いて、アウトドア飯を楽しんじゃいましょう!

まあ、今日はそんな感じです。